三木
Armada導入前の検針業務は、建物によって当社社員か協力会社様がメーターを検針し、メーター写真と検針値をExcelに記録した後に、確認作業を行う仕組みでした。その際、写真張り付け順と検針表の並びが異なっている場合など、確認に時間がかかることがありましたね。
また、建物ごとに報告書のフォーマットが異なるので確認手順が一様でないことや、検針値の記入ミス、写真の貼り付け忘れ、写真貼り付け箇所の間違いによるリスクがありました。
報告書はExcelになってはいるものの、アナログな運用だと言わざるを得ない状況でしたので、解決すべき課題ととらえていました。
鈴木
特に、特定の担当者が業務を行っている場合はどうしても属人的な作業になりがちで、別の担当が実施する際に、業務の流れが整理できていないことがありましたね。例えば、「どの順番で検針をするのが効率的か?」とか「メーターの設置場所はどこなのか?」というようなことが起きていました。
検針業務のそういった非効率な点が長年の課題で、システム化の検討を始めましたが、なかなか思うように進みませんでした。ちょうどそういった時期にグラフェンユニファイさんとの出会いがあり、相談に乗ってもらって、ようやくやりたいと思っていたことを前に進めることができました。